【絵日記】SNSの数字に翻弄されている…!(2023年5月)
こんばんは。
今月も絵の振り返りをやっていきます!!
タイトルにも書いてある通り最近はSNS(Twitter)の数字に翻弄されている毎日です。一度絵が伸びた時に「SNSの数字を気にしてはいけない(戒め)」と書いておきながらやはり承認欲求の力には抗えません!!終わりや…!!!!
SNSの伸びは単純な絵の技術だけではなくその時のトレンド、投稿タイミング、運など様々な要素があるので一言で表すのは難しいとは思いますが、自信の絵を客観視するためのツールではあると思っているので、今回はその辺について色々と考えていこうと思います。
・描いた絵
・夏服すいちゃん
夏っぽい爽やかな絵が描きたいな~~~ということで星街すいせいさんの夏服イラストです。すいちゃんを描くのはこれで2回目。
公式コンテンツを重視するならばサイドテールの髪型なのですが、個人的に学生服と言えば若さの象徴、高め位置のポニーテールだろ!!!という勢いで描いてます。
個人的にこの辺は全然許容範囲のアレンジだと思っています。あとは顔の向き的にポニテの方がシルエットが映えるという意図もありました。
以前描いた時もそうでしたが、すいちゃんのビジュアルはかなり「好きだな…」と思えるデザインなので描いててかなり楽しいです。やはりツリ目は正義。
(余談ですが今ブログに載せている絵はTwitterに投稿した絵からちょっと加筆修正しています。)
・着替え中シチュの的場梨沙
今期はU149を視聴しているのでヴァリサを描きました。顔が好きです。ツリ目だし。
シチュエーションは生意気そうな絵とかを考えていたのですが、ちょうど見ていた話数でノックをせずに部屋に入ってくるプロデューサーの下りがあったので、着替え中にうっかり的な絵を描いてみました。
幼女キャラはまともに描いたことが無かったので頭身関係がイマイチよくわかっていません。取り敢えずいつもより頭を大きくして肩幅を狭くしてみましたが幼女っぽく見えているでしょうか…?う~ん…。
後は今回キャラクターを描く前に人体のアタリをちょっと細かく書きました。お陰で普段よりは前後感というか立体感が増した気がします。
・ツイートアナリティクス
今回投稿した2つのイラストの伸びの違いが顕著だったので何が原因なのかをツイートアナリティクスを見ながら考えてみます。数字は正義。
…なるほど。何か見えてきそうな数字ですね。
どれくらいの精度なのかわかりませんが参考になりそうなのは
- インプレッション数に対するエンゲージメント
- エンゲージメントに対するいいね数
の2つではないかと考えています。
まずは1の「インプレッション数に対するエンゲージメント」については、TL上に絵が流れて着た時の目に留まりやすさ、つまり取り敢えず興味を持ってもらえる確率です。
ここで重要な要素は何といっても「顔」です。人間というものは人型のものを見ると、まず顔に視線を向けます。イラストの場合、まず顔を見て「かわいいかも?」と思ってから初めて絵の評価が始まると思います。絵というものは顔が9割といっても過言ではなく、顔がイマイチだと全てが終わります。
自分の昔の絵を見ていると「可愛くないなぁ…」と今は思いますが、当時は間違いなく「これが一番可愛い!」と思いながら描いていました。大事なのは妥協しない事なので。
また顔の良し悪しを決めるのは二次創作の場合で言えば「オリジナルに似ているか?」です。多くの人は二次創作のキャラを検索する場合「そのキャラクターのイラストをみたい!」と思いながら検索するはずです。
僕は今までこの辺を勘違いしており「キャラクターの顔は自分の癖を入れて描いた方が良い!」と思っていました。実際SNS上の神絵師と呼ばれている人たちの絵は「この人の絵だ!」という特徴があり、オリジナルの版権絵にはない魅力が詰まっていると感じたからです。
しかしながら、自分の癖がSNS上の不特定多数に受け入れられる確率は非常に低いです。レシピ通り味付けせずに初心者が雰囲気で作った料理が美味くなるはずがありません。自己流のアレンジをするならば、せめてレシピ通りに作成できるようになってからするべきです。
話が脱線してきましたが、このインプレッションに対するエンゲージメントはキャラクターの顔が似ていればそこそこの値が出ると思います。
二つのイラストをこの数値で比べるとすいちゃんのファンアートは10.31%、ヴァリサのファンアートは7.04%と結構差が出てます。個人的にここが10%超えていると伸びる傾向があるように思います。
改めて良く見てみるとヴァリサのファンアートはちょっと骨格が大人っぽい、頭に対してのリボンの比率が小さい等まだまだキャラクタ―に似せられてない部分がありますね…。描いている最中は気づかなかった…。
また顔だけでなく全体的に色が薄くて靄がかかった様な印象もマイナス評価の対象だったかもしれません。難し~~~
そして2の「エンゲージメントに対するいいね数」、これは純粋に絵に対する評価だと考えています。正確には評価というよりも共感という方が正しいかもしれません。
これは先ほどの顔等の要素により目に留まったイラストがいいねするに値するか判断されるフェーズです。今回のイラストを比べるとすいちゃんの方は57.57%、ヴァリサの方は36%です。ここは50%を超えていればいい感じだと思います。
先ほどの目に留まりやすさであるインプレッションに対するエンゲージメントが仮に低くともここのいいね率が高ければ「よく見ればよい絵」という評価になる訳ですね。逆にここが低いと「目に留まりやすいがよく見るとイマイチ」という評価なので悲しい気持ちになります。(ウェ~ン)
・結局何がダメだったのかを考える
ヴァリサのファンアートの何がダメだったのかを考えてみたのですが「何もかも中途半端だった」というのが結論です。
ちなみにヴァリサのラフが↓になります。
なんだか完成形と随分印象が違いますね…。
この時はちょっとメスガキ度が高い表情をしていました。ポーズも勝気かつ挑発的な感じを意識しており、肩の紐を引っ張る事でフロントジッパーが空いて胸が見えてしまう(実際にはそうはなりませんが)という路線を目指していました。
しかしながらオリジナルの12歳というキャラ設定的にも「これはまずい」と感じ、また、キャラの性格としてもそのような挑発的なポーズをとらないなと感じたので今回の様な恥じらい成分多めのイラストとなりました。
そんな路線変更もある中で、本来の見どころである胸の作画が上手くいかなかった事もあり、えっちなイラストとしても通常イラストとしてもどっちつかずな絵になってしまった結果、Twitterでは共感が得られなかったのかなと。
今回のイラストで言えば可愛さ路線ならばこちらに向けて勝気な表情でピースするだけの方が一般受けはよかっただろうし、フロントジッパーをギリギリまで下げて胸や肩、手の作画にフェチを詰め込んだ方がえちえちな方面の人には受けたなと思いました。
また、そういった部分を抜きにしても全体的なフェチが足りなかったというのもあります。今回のイラストで言えば、露出した肩であったり、紐を引っ張る手であったり、鎖骨であったりと力を入れるべき点はいくらでもあったのですが「取り敢えず最低限描けていれば良いか…」という甘い考えで描いていたので、振り返ってみれば絵が伸びなかったのも妥当過ぎますね…。
よく「手が好き!」とか「太ももが好き!」という人がいますが「じゃあ具体的にその部分のどういう所が好き?」と聞かれると即答できる人は一部ではないでしょうか。
やはり魅力的なイラストとはそういったフェチズムの主張がハッキリしている印象です。結局は文章と一緒で「俺は腰のくびれのこういう所が好きなんだ!!!!!!(大声)」というツイートを見かけた時に「俺も俺も!」と共感を生んだ時にいいねやRTが発生するのかなと。(もちろん別の理由で評価してくれる人もたくさんいますが)
今回のイラストを通して、今後はもっと人体部分についてもフェチを詰め込むべきだと学びを得ました。この意識が出来ただけで1歩前進ですね。
余談ですがpixivの方だとヴァリサのイラストの方もそこそこの反応があったのでえちえち路線の需要はやはりこちらにあるのかもしれません。
それでもすいちゃんの方が反応多いので今回は完全に過去の自分に負けてしまいました。ウオォ~~~ン(鳴き声)
・2年目の目標など
無事1年間継続する事が出来ました。1年目は「イラスト初めて~~か月」という成長スピードがステータスだと思っていた節があったので、何か成果を出さなければ…!と生き急いでいたのですが2年目はマイペースに絵を描いていこうと思います。
ただ何か目標が無いのもあれなので
これで!!!!!
1番以外は現状全て達成できていない目標なのでそれ以外のどれか1つでも達成したら嬉しい!!
毎月のブログ、結構タスク感あって本当にキツイんですが、こうやって自分の絵と改めて向き合う事で見えてくるものが沢山あるので、引き続きこっちも頑張っていきたいです。
終わり