えっ!?オタク君、「22/7(ナナブンノニジュウニ)計算中」見てないの!?!?
こんにちは。
僕は普段声優オタクなのですが最近「22/7(ナナブンノニジュウニ)計算中」という番組にハマっています。
【放送日】
・AbemaTV(月)25時~
アイドルとアニメの中間みたいな売り出し方をしてしまったせいかアイドルオタクからもアニメオタクからも微妙な支持で今一人気が無いという印象です。
お待たせしました! #計算中 がシーズン2となって大復活!記念すべき最初の企画は「番組でやってみたい企画プレゼンバトル」メンバー自ら考えた企画をプレゼン!佐藤の企画で柊がまさかの悶絶!戸田のプレゼンに何故か相田が大激怒!?実現する企画は生まれるのか!? #ナナブンノニジュウニ #三四郎 #ナナニジ pic.twitter.com/9RvPNSguSb
— 227keisanchu (@227keisanchu) 2020年4月2日
番組公式Twitterのフォロワー数も1.2万人しかいません。少なくない!?
そんな番組ですがこの4月からシーズン2が始まります。良い機会なので今回ブログで紹介しようかなと思います。ちなみに僕は22/7計算中とアニメについては全て視聴済みですが中の人のSHOWROOMやラジオ、リアルイベントに関してはほぼ把握しておりません。中の人の心情や思考については理解が至らない点があるかと思いますが何卒よろしくお願いします。
22/7(ナナブンノニジュウニ)計算中とは
秋元康プロデュースのデジタル女性アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」が
一流のアイドルに成長する為に、様々な企画に挑戦する番組!
ちなみに、デジタルアイドルのバラエティ番組は世界初!
MCを務める三四郎とデジタルアイドルの割り切れない世界をお届けします!
【22/7 とは?】
秋元康総合プロデュース、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んだアイドルプロジェクト。
日本を代表する有名クリエイターがてがけた8人のキャラクターを演じる声優アイドルを募るオーディションで結成された。
(BS11 番組紹介ページより引用)
まぁ簡単に言えばアイドルバラエティ番組です。ただ他の番組と大きく違うのは出演者がデジタル技術を駆使してデジタルアイドルとしてアニメのキャラクターの姿で出演するという点ですね。
ちょうど良いところにシーズン2の特報映像がありました。特報映像ではシステム的な問題でパネル表示となっておりますが、本放送ではキャラクターがVtuberみたいな感じで動きます。
特報映像では台本丸出しなトークですが、実際の番組中はもっと自然な感じでトークが進みます。番組の内容はスタジオでテーマに沿ったひな壇トークから外に出てのロケ等、内容自体は普通のバラエティに近い感じですね。ただ、声優アイドルらしく歌ったり踊ったりエチュードをしたりする事もあります。
結局計算中の何が面白いの?
「これ良いよ!」とおススメした所で「何が面白いの?」と返されると思ったのでポイントをまとめました。
・元がアニメだから成り立つキャラクター設定
普通は赤髪や銀髪、ツインテールやサイドテールと言った髪色や髪型をリアルで見るとちょっと驚いちゃいますよね。
画像は丸山あかねちゃんです。見ての通り感情が薄いクールで淡泊なロボットキャラです。テニス始めたら間違いなく「次、左に打つ確率…85%…」とか言うタイプですね。
リアルでそんな設定のアイドルがいたら恥ずかしくて見ていられませんが外側がアニメキャラなのでそのままトークしていても不思議と違和感は感じません。こういった濃いキャラクターが成り立つのが計算中の面白い所です。
・中の人(声優)がいるからこそ出てくるアドリブ
バラエティ番組なので当然おおまかな台本はあるかと思いますが、基本的に台詞らしい台詞をしゃべっているシーンと言うのはほとんどありません。どちらかというとキャラになりきっているというだけでほぼアドリブに近いものがあります。
先ほどの丸山あかねちゃんも基本的には冷静なのですが、番組のトークが弾むと冷静さを欠くシーンがたまに出てきます。先日放送されたシーズン2の1話目でも早押しクイズで負けてしまい「これ私もわかる!わかってた!!!!」と大声で駄々をこねるシーンがありました。計算中で容易にキャラ崩壊する所が逆に魅力的ですね。
・アニメ本編の二次創作の様な面白さ
前述のあかねちゃんと同様に計算中ではそのキャラクターを維持しつつも中の人のリアクションが滲み出てしまう事が多々あります。それはキャラ崩壊とも取れますが、どちらかと言うとアニメの二次創作に近いと思います。「普段クールなキャラだけどこういう事したら面白そうだな…」って色々妄想するのオタク大好きですよね。それが現実の映像となって見れるわけです。面白くない訳が無い。
あとアニメ本編と計算中のキャラ設定は中の人の効果もあり大きく異なっています。(殆ど変わらないようなキャラもいますが)
特に「藤間桜」というキャラクターは計算中でも特に好き放題やっていたのでアニメ本編の天使なキャラとの違いに困惑した視聴者も多いでしょう。
バラエティーをやると聞かされた時いっぱい日本のバラエティーを勉強したんですが、性格が誰かと被ってしまっては私である意味がないと思い、この一年半殻を破って頑張りました🌸#計算中
— 藤間桜~ 小宮浩信推し垢(勝利:藤間:6 丸山:0) (@_fujimasakura) 2019年12月28日
アニメ放送が始まる前に突然アニメキャラの公式アカウントからこんな発表がありました。(ナナニジはアニメキャラにもTwitterアカウントがあります。)
なるほど、本当はアニメと同様に真面目な性格だけど計算中では盛り上げる為にキャラを変えてまで挑んだという訳ですね。これにはファンも納得の理由です。(そうか?)
・地上波クオリティの編集とプロ芸人のMC
そして深夜番組とは言えそこは地上波放送、文字のテロップや効果音、BGMなどその他諸々の編集技術はゴールデンタイムのバラエティと何ら遜色ありません。そして適度に良い弄りをする三四郎さんのMCも光ります。シーズン2の特報映像でもあるように諸事情でシーズン1から声優さんが交代してしまった斎藤ニコルちゃん(金髪のショートカットの子です)に対して「なんかイメージ変わった?」とツッコミを入れていくところも流石だなと思いました。最初にさらっと触れておけば緊張も解れるだろうという三四郎さんの優しさかもしれませんね。
そういえばMCがプロの芸人さんという形式はアイドル番組にはよくある構成のようですが声優番組では何故か芸人さんと組むという事が殆どありませんね。たまに天津の向さんがイベントなどで絡む位でしょうか。計算中では三四郎さんのMCにより声優バラエティに圧倒的に足りない「笑い」を提供してくれます。
・デジタルなのにロケがある
デジタルアイドルである欠点として「外にロケに行けない!」という点があがりそうですが、ナナニジは普通に外でロケをします。正確には中の人が頭にカメラをつけて街角インタビューとか漁船で海に出て釣りとかスカイダイビングとかします。ロケ中も中の人の顔は写さず目線の映像と声のみの映像になります。あくまでキャラクターがいるという設定の為でしょう。まぁ番組の終わりにオマケで実際の撮影風景の映像が少しだけ流れたりするのでその辺は緩い設定かもしれません。
・番組企画がたまにハード
数ある企画の中でも衝撃的だったのが「催眠術で苦手を克服しよう!」という企画です。メンバーの戸田ジュンちゃん(茶髪のサイドテールの子です)の中の人(海乃るりさんです)が「昆虫が苦手!」という事で「催眠術を使えば大丈夫になるのでは?」という事で始まったこの企画。
内容は「虫がだんだん可愛く見える」という催眠をかけ、実際に虫を触ってもらうというものなのですが、こういう時に使われる虫ってなんだと思いますか?僕は「まぁアイドルの番組だしカナブンとかカブトムシかな~」と思っていたのですが出てきたのは「ヤスデ」でした。(画像検索してください)
別に毒は無いけど見た目が不愉快だから害虫扱いされるというあのヤスデです。こんなん使うの昔のガキ使くらいですよ。さて、催眠をかけられた後にそんなヤスデを見た戸田ジュンちゃんの中の人(海乃るりさんです)は「かわいい~!」「全然平気!」と手に乗せたりします。なんなら手に乗せたままヤスデにキスをします。
前回私がヤスデちゃんにちゅーした時ゆーきがボソッと
— 戸田ジュン (@_todajun) 2019年6月1日
「もうジュンにちゅーできなくなっちゃうじゃん…」
って言ってきたんだけど
私はうぇるかむかむだよ〜😚😚😚😚😚💖💖
「マジで催眠って効果あるんだ…」と僕は思いました。催眠を解くと凄い勢いでヤスデを投げて絶叫を上げたりと少し可哀そうでしたが…。あれがやらせなら僕はもう何も信じられません。中の人の頑張りを評価してあげて下さい。
そういえば直近で箱の中身はなんだろな?的なゲームを声優バラエティで見たのですが最後に出てきたのが「クモのおもちゃ」でした。逆にリアクションを取るのが大変だと思います。
キャラ紹介と動画紹介
さて、ナナニジにはVtuber的な側面もあるのでyoutubeに動画も投稿しています。一部のキャラクターを紹介しつつ実際にキャラ同士の絡みをみてもらいましょう。
一人目は浪速のおしゃべりガール、河野都ちゃんです。
見ての通り関西弁でしゃべります。計算中でも得意の話術で番組を盛り上げていました。隙を見てはボケを入れていくスタイルなのですが、計算中ではツッコミできるキャラが限られていた為ツッコミに回る事が多かったような気がします。常識力クイズで「答えは知っているけど何かボケないといけないと思いつつも良いボケが思いつかなかった…」と涙を流す姿には感動した視聴者も多い事でしょう。現在、中の声優さんが療養中らしく早く元気な姿をファンの前に見せてもらいたいですね…。
二人目は「Hey!Guys!」の挨拶でお馴染みの藤間桜さんです。
アニメ本編では序盤の鍵を握るキャラクターとして活躍を見せメンバー内でも良識のある性格でしたが計算中本編では完全に存在がイレギュラーです。番組内のあだ名は「適当クイーン」。何を言っても屁理屈で返します。英語が得意というかもう流暢過ぎてそういうレベルでは無いです。何かにつけて「海外ではそんな事なかった!」と文化の違いを主張してきます。実際に留学していたという事実があるのでそう言われるわれると誰も返せないのを良い事に海外ネタを多用します。たぶん頭の回転が早い。
(2020/4/7追記)
上記紹介についてコメントより指摘がありました。
留学とか以前に中の声優さんは
日本に在住するアメリカ合衆国の女性声優、アイドルであり、デジタル声優アイドルグループ22/7のメンバー。カリフォルニア州出身
(Wikipediaより引用)
だそうです。そうなの!?(無知)僕が如何に勢いだけでこの記事を書いていたのかバレてしまいましたね…!
3人目はアニメでも元気一杯!戸田ジュンちゃんです。バカです。
それではそんな三人の動画を見て見ましょう。
会話のテンポを文章化するのがちょっと難しいので忙しい人は2:30~ぐらいから見て下さい。藤間桜さんの屁理屈が見られます。youtubeの投稿されているこれらの動画は計算中の雰囲気に近いです。
アニメ「22/7」は見た方が良い?
結論から言うと「どちらでも良い」です。シーズン2でアニメの話題が出る可能性もありますが、計算中はバラエティ番組なので知らなければ楽しめないという事は全くありません。むしろアニメのキャラと計算中のキャラが違い過ぎて「????」と混乱するかもしれませんね。しいて言えばアニメでは各キャラの生い立ちなどのエピソードが語られるので「好きなキャラを見つける」為の判断材料にはなるかもしれません。
実際、僕も計算中シーズン1では立川絢香ちゃん(画像の子です)の事は印象が薄かったのですが、アニメを見たら凄く好きになりました。(戸田ジュンちゃんはもっと好きになりました。)
まぁそんな感じなので気になる人は視聴してみて下さい。
まとめ
という訳で22/7計算中の宣伝をしました。
最初は物珍しさに何となく見始めた計算中ですが、回を重ねるごとにキャラの名前や性格を覚えてどんどん好きになりました。秋元康プロデュースのアイドルと聞くとアニメオタク界隈からは何故かウケが悪く、アニメも「声優が棒過ぎる」と叩かれていましたが、アニメ放送直前で声優が交代してしまったというアクシデントもあったのでオタクは優しい目線で見て下さい。
それでは